アーツの記事第2段
初回の「ホリデーの絵日記を描こう」の続編です。
オプウォの街で過ごしていると、本当にドライで、緑が少ない・・・なのでお花も少ない。学校は用務員さんが水をまいているので、ブーゲンビリアやプルメリア、キョウチクトウの花が見られるのですが、町でお花を見ることはほぼありません。
ふと、「子ども達が手のひらいっぱいにお花を持って、笑っていたらいいなぁ…」と思って、この授業を考えました。試作はこんな感じ！
折り染め！トイレットペーパーと食用色素で鮮やかな花を作ろう
必要なもの
練習用の紙
はさみ
食用色素
トイレットペーパー
ペットボトル4つ
キャップ4つ×班の数
綿棒
対象
小学校7年生
はさみの扱いが少し難しく、特にトイレットペーパーを切るとき、乾かしてから開くときは、手先の器用さが必要。高学年向きだと思います。
構成
40分×3コマ
1コマ目
・紙を折って、切ってみよう！
紙を半分に…長方形に折って…また半分に…ハートの形やジグザグにしてもきれい。
（ジグザグって英語なんだ！）
今度は三角形にしてからまた半分に…
真ん中を切り抜いてもかわいい！
はさみは基本シェア。自前で持っている子は30人中3人くらいかな…。
2コマ目
・トイレットペーパーで形をつくり、食用色素で染めてみよう！
この前の練習の紙を参考に、トイレットペーパーを切ります。
食用色素は、倍にうすめて、ペットボトルキャップに入れて配布。班でシェアします。
今回は、青、赤、緑、黄色の食用色素を使用。筆の代用で綿棒を使ったけれど、洗って使うには4回が限界で、この単元の後は捨ててしまいました…今後はゴミにならないものを使っていきたい。。
縁を同じ色で染める子
点々で色を付けていく子
開いてみるとまたおもしろい！
3コマ目
・紙に貼り付けよう！
染めた花を紙に貼り、茎と葉っぱを描いて仕上げました。「手のひらいっぱいに花を」って思って始めた授業だったので、本当は立体感出したかった…！今後挑戦していきたいです。
完成〜！！
男の子も女の子も、華やかなのが好きな印象。We all bloom like flowers. それぞれが、お花のように輝いてね、という話もしました✨伝わっていてほしい！
もののシェアの仕方
箱の牛乳パックを買って、家に貯めています。絵の具や色鉛筆、はさみなど、シェアする時にちょうどいい。ただ、重ねづらいのが難点ですが・・・
今回はアーツの授業紹介第二弾でした！
前回のホリデーの絵日記の間に、この授業の準備をしていました。アーツは準備が大変な教科。でも準備をしてあげたら、その分授業はうまく回って、子どもたちも作品を仕上げやすくなる。自分の手で作品を作って、楽しんで活動してほしい。
アーツ授業紹介
①ホリデーの絵日記を描こう
②折り染め！トイレットペーパーと食用色素で鮮やかな花を作ろう←本記事
③フィンガーペイント！炭と赤土で絵を描こう←次はこちら！
④紙版画に動物の絵を重ねて
⑤タイル模様を描こう！しき詰められる形づくり
⑥卵の殻でモザイク画～キリンを描こう～
少しづつ投稿していこうと思います！
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