お久しぶりです(^^)
2月5日で、ナミビアに来て1年になりました。首都のJICA事務所と、配属先のカメル小学校の両方で中間報告のプレゼンをし、ひと息ついたところです。
さて、題名のとおり、日本の小学校と交流する機会を頂いていました!他の国の協力隊員さんに日本で学校の先生をしている方を紹介してもらい、ビデオ通話での交流を行いました。
計画
お相手の学校が、3クラスあるとのことで、カメル小学校の7年生にするか、6年生にするか迷いました。特に7年生は昨年私が算数や理科を教えていて、子ども達の様子が分かるのでいいかなと思っていました。そんな中、
「今年は何年生を教えるの?私たちの学年にも来てほしいな」
と声をかけてくれる子がたくさんいて、知らない学年との関わりを広げていこうと思い、6年生を交流学年に選びました。
準備
交流会では、互いに質問をしようということになり、どんなことを聞きたいかを話し合って決めました。
日本に関すること
・日本では雪がふりますか?
・電車が走っていますか?車はどうですか?
・どんな動物がいますか?
・農作業に水牛を使いますか?
・伝統衣装がありますか?
・日本は今何時ですか?
学校生活のこと
・どんな教科を学んでいますか?
・給食ではどんな食事が出ますか?
・学校に実験室はありますか?
その他の準備としては、挨拶のカードを持つ子、文化紹介をする子の分担、ヘレロ語の歌と「上を向いて歩こう」の練習などを行いました。
文化紹介では、一人の女の子が「ダマラ語を話してあげる!」と言ってくれ、クリックサウンドという舌打ちの混ざった言語を紹介してくれました。
こんな風に自分で手を挙げて、アイデアを出してくれたことがとても嬉しかった。
突然のハプニングも・・・
いよいよ翌日が交流会という日、職員の朝礼でも再度お知らせをして協力をお願いしました。すると、びっくりなお知らせがありました。
「交流会もあるとのことですが、運動会を明日やることになりました!」
これにはびっくり!(笑)周りの先生は
「大丈夫、大丈夫、そのクラスだけ交流会が終わってから遅れて来ればいいよ」
と言ってくれ、無事に実施することができました。
交流会当日の流れ
文化紹介
お互いの国の挨拶を知ろう
歌
質問
という流れで行いました。
日本との時差は7時間。ナミビアが朝、日本がお昼過ぎ(最後の授業の時間)で行いました。
当日は私のパソコンを使ってビデオ通話をしました。
電波は携帯のテザリングを利用しています。
質問をする係になっている子は、メモを持って前に座っています。この日は運動会の日だったので、私服で登校しました。
挨拶も歌も質問も、とても楽しかったそうです!
この日はハプニングその2
高学年は教室移動があるので、空き教室を見つけなければいけないのですが、朝礼前に他の学年の教室を使うことはできず、外で交流を始めることに・・・
結果的には、他の学年の子にも見てもらえてよかったです。
その後は急いで中に入って交流の続き。
机を並べる時間もなかったので、見栄えが悪いのが申し訳なかったです・・・
日本の小学生からの質問
・どんな家に住んでいますか?
・ナミビアはどんな気候ですか?
・どうやて登校しますか?
・給食はありますか?
・どんな教科を学んでいますか?
・流行っている遊びはありますか?
などなど
子ども達の感想
・日本では雪が降ると聞いて、びっくりした。見てみたいと思った。
・学校生活が楽しそうだった
・みんな仲が良さそう。
・4年生なのに大きかった。
・給食でたくさんの料理が出るのがすごい。
・学校に実験室があるだけでなく、クッキングルームもあると聞いて楽しそうだと思った。
・カブトムシが好きという女の子がいた。(子ども達は不思議そうでした)
・口を覆っている白いカバーは何?(マスクは何のためにしているんだろう?)
私のパソコンの画面は決して大きくないけれど、子ども達は画面の向こうの日本の学校の様子をよく見ていました。
全然違うところもあれば、同じところもあって、話してみて面白かったそうです。
今回の交流会は子ども達にとっても、私にとっても刺激的なものになりました!日本の学級の様子を見て、こちらに来て当たり前になっていたこともまた見直していきたい…という気持ちになりました。
協力して下さった学校の先生方、本当にありがとうございました✨ナミビアの小学生との交流に興味があれば、いつでも歓迎なのでご連絡ください!
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