回復を実感した術後12週
アキレス腱断裂の手術をしてから、12週間が経ちました。大きな不安要素である癒着はまだまだ改善していないけれど、身体の動きに関しては回復への実感を得られてきました。「3ヶ月で走れる」も無謀なスケジュールではなかったのかも。今までは、「いいかも」と「ダメかも」の繰り返しに一喜一憂し続けた。でも最近は、「いいかも」の方が多くなってきたように思う。
歩き方がスムーズになってきた
回復を実感するのはどんな時か。まずは歩く時。以前は手術の傷跡部分の突っ張り感がかなり強く、びっこをひくように歩いていた。違和感というよりは痛みに近くて、歩くことさえままならない自分への絶望感も大きかった。。
今は歩き方がスムーズになってきた。普通に歩けるようになるだけでこんなに大変だとは…。
階段のくだりはまだ不安
片足のつま先に大きく力がかかる、階段のくだりは、まだスムーズにはいかない。しかし以前よりは怪我した側の足も頼りに思えてきた。歩くようになったおかげで、筋力を取り戻せていると思う。
小走りくらいならできるように
まだ、走れるとは言えないけれど、小走りくらいならできるようになった。歩ける、早足で歩ける、小走りできる…という小さなステップを登ってきているんだと思う。走れるまでにはもっと細かいステップがあるんだと思うけれど、一つ一つ手に入れていきたい。
最後に、いま私がやっていることについて
7月中旬頃から、長野県の北八ヶ岳エリアで、山小屋のお手伝いをさせていただいている。理由は、家にいるだけでは動く範囲が限られてしまって、足に刺激を与えきれないと思ったから。どんどん歩くことで、筋力も柔軟性も取り戻したかった。
足の様子次第では、続けられないかなと思っていたけれど、小屋の皆さんにすごくよくしてもらって、続けられている。どこの人間かもわからないような怪我人を引き取ってくれて、動ける環境まで与えてもらって、加えて皆さん本当にいい人で…。足の具合は、「ダメかも」と思うことも多かったけれど、今の現状まで戻れたのは間違いなく小屋での生活のおかげだと思う。しばらくの間だけだけど、ここの小屋の力になれたら嬉しい。以下、小屋の周りの風景を紹介します。
長野県の茅野市と佐久穂町を結ぶメルヘン街道
近くの白駒池。この日は池に映る青空と雲がきれいだった。
白駒荘さんのほおずきサンデー。他にも色々なほおずきスイーツが。
北八ヶ岳苔の森。JRのコマーシャルで吉永小百合さんが訪れていた場所。
最後に白駒池の写真をもう一枚。青と緑が本当にきれいだった。大好きな登山にもまた復帰できるように頑張っていきたい。少しずつ前進していこう。
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