木曜日の夜から、オプウォの砂ぼこりを洗い流すように降り続いた雨は、金曜日のお昼を過ぎても降りつづけました。
雨の少ないこの国の人たちは、雨の日が大好きみたい。思い返せば、木曜日の放課後、先生達が携帯で雨雲レーダーを見て嬉しそうにしていました。
最初に見せてもらったときは何かわからなくて、今日の気温ですか?と聞いたところ、
雨雲が来てるの。雨がナミビアに来てるのよ。と教えてくれました。
その日は夜に雷を伴った激しい雨が。トタンの屋根をバババババと打ち付ける雨も、バリバリ言っている雷もものすごくパワフルでした。翌日、小雨が降る中、いつも通り登校すると、今日の天気はナイスだね!あなたも雨が好きでしょう?と声をかけられました。
先生達、とても嬉しそう。
あなたも日本で作物を育てているの?牛やヤギは持ってるの?雨が降れば家畜も草を食べられるね。日本ではどのくらい雨が降るの?一年中降るの?暑いの?寒いの?…と、私にもたくさんの質問をしてくれました。
そういえば先日、ヒンバ族の村を訪問したとき、あいさつに続いて、最近雨降った?
という話をしていました。
雨の日はいい天気の日。雨が降ったら嬉しい。ナミビアの人のことをまた少し知れた気がして私も嬉しいです。
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