【赴任一ヶ月】町の人達とのこと

休日に町へ行く途中、ヘレロの女性が大きな荷物をもって歩いていたので、半分持ってしばらく一緒に歩きました。

すぐにタクシーが通りかかって、私も一緒に乗ることに。
「おはよう、お元気ですか」
「元気ですよ、あなたは?」
「私も元気ですよ」
定番の挨拶の後、話せそうだったら、
「日本から来ました」
「カメル小学校で教えています」
質問に答えるのは難しいけど、少しずつヘレロ語を学んでいます。

色々話していると、ドライバーから
「ミスマリを知ってる?僕がGrade5の時に教わってたんだ」
という話が!

広い空と乾いた土地、ようこそオプウォへ!

彼は中学を卒業したのかな。4、5年経って、こうして働いて…。私が教えている子達も、こんな風に大人になっていくんだろうな、と思ったら嬉しい気持ちになりました。

タクシーを降りて向かった先は、オプウォの観光案内所。ガイドの情報やお土産があるとのことで、行ってみました。

Kaoko information center

案内所には以前家であったことがある男性がいて、親切に色々教えてくれました。ターム休みに村を回りたい話もして、この人には電話番号を教えてもいいかな、いや止めておこうかな…と。。

まだ予定がはっきりしていなかったので、ガイドはお願いせず、電話番号も教えませんでした。何度か関わった人には教えてもいいかなと思いつつ、連絡が来て気疲れしたら嫌だなとも思いつつ。

その後はスーパーへ。以前も絡まれたことがあるのですが、男の人に
「You must go back to your country!!」
と言われ
「フレンドリーな町にも、外国人嫌いな人はいるよね」
と思いました。お土産屋さんの女性が心配してお店の中まで一緒に来てくれました。
「クレイジーな人もいるけど、気にしないで」
という言葉には何だか納得。貧しさだったり健康だったり、色々な要因があるんだろうなと思います。

町の人のほとんどはフレンドリーですが、一ヶ月の間にも色々あり、一番嫌だったのが男の人につけ回されたこと。一緒にいたGrade5の生徒が追い払ってくれました。まったく、子どもの前でナンパするなよ…でも生徒のおかげで助かったので、一緒にいてくれてよかった。

そのため今も、大人の男性には自分から挨拶しない、笑顔で対応しない、携帯の番号は教えないでいます。

何度か関わった人には対応を変えていこうかな?と思う時もあれば、もうしばらくは、仲良くするのは女性と子どもだけでいいや、と思うこともある…。そんな日々です。

お土産屋さんの女性達はいつも優しい