ヒンバ族の村へ行こう!オプウォの町から

もろー。またまたお久しぶりです。
先週末、ナミビアで活動中の女性隊員の方がオプウォに来てくれて、一緒にヒンバ族の村を訪問してきました。

村へ行くならガイドが必要

オプウォの町から離れるとすぐ、未舗装の道になります。ヒンバ族の村は町の近くから遠くまで、色々なところにありますが、ガイドと一緒に行く必要があります。

今回はたまに町で会うタクシードライバーにお願いして、村へ行ってもらいました。未舗装路はスピードを出せないので、町から遠く離れたように思ったけれど、着いてみるとまだ遠くに町が見えるくらいの距離感の場所。今回私たちが行ったくらいの距離感なら、町の人(タクシードライバーとか)に頼んで、運が良ければ行ってくれるような気もします。

町で村へのお土産を購入

ガイドさんが適当に選んでくれますが、こちらの主食オルヘレの原料になるメイズ(トウモロコシの粉)や油など300ナミビアドル程度を買っていました。

私たちはガイドさんの会計とは別に、露店でヒンバ族の赤土(オチゼ)を購入!塊の物は両手に持てる程度で10ナミビアドル。粉状の物は高いけれど、スプーン山盛り2杯で10ナミビアドル買っていきました。

ヒンバ族の格好を体験する時に粉状のオチゼを使い、真っ赤に塗ってもらうことができました。二人でスプーン2杯でちょうどよかったくらいです。

村に到着

ここでガイドさんが、挨拶の作法を教えてくれました。
(村人)モロー
(我々)モロー
(村人)コーレー?
(我々)アーイー?※女性は高い声で
(村人)コーレー?
(我々)アーエンデ※女性は高い声で
もう着いているのに突然の挨拶指導に戸惑う私たち(笑)
でも指導の甲斐あって、うまく返事できると喜んでもらえる!できないと少し不機嫌に・・・?

ヒンバ族の女性の”Bathing”

家の中で、ヒンバ族の女性が赤土を体に塗るところと、煙を焚いて体に香りを付ける様子を見させてもらいました。


赤土とオイルを混ぜて体に塗ります

お香。中央に見える容器は牛の角と革で作った入れ物。

火がのっている石を手に持って 煙が胸や顔、髪にかかるようにしていました。

リラックスタイム♪

ヒンバ女子は一生お風呂に入らないと言われていますが、この作業を2日に一回行うことで清潔を保っているそう。ガイドさんはこれがヒンバの入浴”bathing”だよ、と言っていました。

赤土を塗ってヒンバ族体験!

私たちもやりたいんです!と伝えて、いよいよヒンバ族体験

女性達がどんどん塗っていってくれます!

まだ塗っていない左足と比べると、右足はかなり赤くなってきました。

背中も胸も全部塗ってもらって、最後は顔(^^)/
こんな写真ですみません。
そして、いろいろな装飾品をじゃらじゃらつけてもらい・・・

じゃーん!

ヤギの毛皮を着ています。

腕を組んでいるのは胸が見えている状態なので。ヒンバ族の女性の写真はSNS等のルール違反でアップできないことが多いのですが、黒線を引いたりするのも何だか失礼かな、という気がして。自然に胸が隠れる角度で撮れたら一番いいなと思います。

村の女性たちは、体のすみずみまでたっぷり赤土を塗ってくれ、装飾品もおそらくフルで着させてくれました。サンダルも脱いでかしてくれたり、装飾品がずれていたら直してくれたり・・・ とても親切な女性達でした!

最後にお土産を買って、お別れ。
昔からの文化を受け継いでいるヒンバ族の人々。
私も協力隊員としてオプウォに来て、色々な人たちの文化を知ることができて嬉しいです。

おしまい★