コーラ?お元気ですか。
私の配属先の学校では、ほとんどの子が教科書を持っていません。理科はクラスに5人ほど。算数はもう少し少ない印象です。
教科書を持っている子でも、表紙が無かったり、落書きだらけだったりします。
また、理科の授業で、動物の写真をノートに貼ってくるという宿題が出たときに、平気で教科書の絵を切り抜いてきたりします。
ただでさえ数が少ないんだから、大事に使おうと伝え続けたい…
本の補修にブックラップを
私は首都での研修中にモールに行って、GAMEというホームセンターでブックラップをゲットしました!
これは任地訪問の時にお借りした教科書。一人一冊あるはずもなく、誰かから譲ってもらって使っているようでした。今にも表紙がちぎれてしまいそうな状態でした。
そこで使っているのがブックラップ!
模造紙のようになっていて、使う分だけ切り取ります。
きれいに貼れるように折り目をつけて、隅を処理しておきます。
補強になってこれ以上破けずに済みます!
理科の教科書は裏表紙がなかったので、厚紙で補い、ブックラップをしました。
破けそうな表紙も裏から紙を貼って補強しました。
最後にブックラップをすれば、少しはもちそうな教科書に。
他にも教具づくりにおすすめ!
教科書の補強におすすめのブックラップだけど、他にも色々な教材に使っています。本当にブックラップ大好きなので、使い方を紹介します。
理科で使った光合成のポスター。子ども達が教科書を基本持っていないので、教科書何ページを見ましょうなんてことができない。印刷して配ることも多いので、教科書と同じ図を描いて色を塗るようにしています。
できれば来年も使えたらいいなと思って、ブックラップしてみました。
授業で子ども達に見せて、短時間で振り返りをしたい時に使うフラッシュカード。ブックラップしていないものがほとんどですが、数値を変えたいものは、ブックラップを貼ってホワイトボードマーカーで書いて消せるようにしています。
ただ最近、全員でやるフラッシュカードの意味を考え直していて…結局個人で練習量を積み重ねるのが一番だと思っているので、フラッシュカードの使い方は考えています。
紙にブックラップを貼って、ホワイトボード的なものにしました。ナミビアの子は低学年の時は鉛筆を使っているのに、高学年になるとペンを使います。筆算でもペン。割り算なんて商を見立てて、時には消すことも大事なのに…ペンなので、ぐちゃぐちゃになるか、最初から書き直すので時間がかかります。
数人の子を個別指導するときは紙をブックラップした簡易ホワイトボードでまず練習して、何度も書いたり消したりできるようにしています。やる気のない子達も少し特別感があって計算に取り組めている印象。
色々工夫しながら、子ども達と一緒に頑張っていこう
6年生でもほとんどの子がかけ算ができない。なので割り算もできないし、ましてや筆算なんて。。何でこんなにできないんだろうって、私が落ち込みそうになることもあるけれど、今の状況から少しずつ上げていきたい。色々工夫しながら、子ども達と一緒に頑張っていこうと思います。
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