コーラ?お元気ですか。
ナミビアは第一次世界大戦前はドイツ、その後は南アフリカ共和国の統治下にありましたが、1990年に独立しました。
3月21日は独立記念日で、当日は学校がお休みなので、前日に記念の集会がありました。
その日の学校は集会のみ!8時から始まる予定なのになかなか始まらない。生徒もゆるゆる待っていて、誰一人そわそわしてない。
8時半を過ぎた頃、日本文化クラブの子達が、踊りの練習をしたい!と言い出し…まだ始まってないからいいかと教室を使って練習したりもしました。
日本文化クラブは7年生の女の子10人が参加してくれています。もう少し様子がわかってきたら他の学年の子も呼べたらいいなと思っているところ。
練習していたらいつの間にか校長先生の話が始まっている!!話の途中にパラパラと生徒を席に戻してしまっても、特に咎められない…寛容という言葉が似合う国です。
普段は制服で登校しますが、今日は生徒も民族衣装で。左の茶色の布を羽織っている子はヒンバの子。ピンクのポロシャツの子はデンバの子かな?他にもヘレロの子、オバンボの子などがいます。
途中、ゲストのお偉いさんが登場。話が長くてなかなか終わらない…20分以上は話していたので、多分30分は話していたんじゃないかな。。その間もほとんどの子達は炎天下の下で話を聞き、低学年でどうしてもおしゃべりしてしまう子は叱られ…正直子ども達に同情しました。待たされる、長時間話を聞かされる(面白い話かどうかは私にはわからないけど、退屈な話なんじゃないかな)でもうるさくすると叱られる。子ども達への配慮なしに叱るのは理不尽だと思ってしまいます。
ただ、話すことはとても大切にされている印象があるので、話すことも聞くこともどちらも、日本に比べて量が多いのかな、という感覚です。
校長先生から、生徒も民族衣装で登校するからあなたも日本の衣装で来てね!と言われていました。
ナミビアのお祝いなのにいいんですか?と聞いたところ、OK,OK みんなの文化をリスペクトしよう!と言っていました。
日本文化クラブの子達とは盆踊り「炭鉱節」(月が~出た出た~月が出た)を踊り、「上を向いて歩こう」を歌いました。
他にもデンバの子達によるダンス、ヘレロの子達によるお祝いの掛け声(棒を持った男の子が掛け声をかけて、それに続く子達が合いの手を入れる)などを見ました。
自分の文化、他の人の文化を大切にするナミビア人。そして寛容。。ナミビアの人たちのことをもっと知りたいなと思いました。
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