スリの被害に遭ったり、指をざっくり切ったりしたけど、優しい人達にもたくさん会った

お久しぶりです!
任国外旅行へ行き、無事ナミビアへ帰ってきた後、携帯と財布を盗まれる盗難被害に遭いました。

物がなくなったのは仕方ない、悪い人がいるのもまた仕方のないこと。

物はまた買ったらいい、下書きしてたブログ記事もまた書いたらいい、写真は誰かに送ってもらえるかな…メモに残していたヘレロ語の学習の記録も、全部が全部自分の中から消えてしまった訳じゃないから、また勉強していこう。自分の荷物にももっと気をつけなきゃいけない。

ナミビアの優しい人たち

盗難の被害に遭ったのは、北部最大都市オシャカティ。タクシーの乗り換えの時に客引きの男性6、7人に囲まれていて、荷物もかなり多かったのでバッグを開けられていたのに気が付かなかった。その後オカハオという街でワークショップに参加して、任地オプウォに帰ってきました。

オカハオでもオプウォでも、私達を気遣ってくれる人がたくさんいて、優しい言葉をかけてもらうだけで気持ちが救われました。

オカハオにて

学校のみんなも街の人も。

その後は、三学期が始まってドタバタと忙しいタイミングで、体調もイマイチで元気が出ず。おまけに朝食を作っている間に包丁で指を切ってしまって。洗おうと思っても水は出ないし、縫った方がいいんじゃないかと思うくらいざっくり切ってしまっているし。。

学校で私の指がぐるぐる巻きなのを見て、子ども達が
「痛い?」
「どうしたの?」
「かわいそうに」
「病院に行くの?」
など色々言ってくれました。ちょっと笑ったのは、
「泣いた?」
って真剣な顔で聞かれたこと。

校長も、病院か薬局に行って来なさいと言ってくれたので、空きコマに学校を抜けて街へ行きました。

薬局には別件で痛み止めを買いに昨日来たばかり…痛み止めの件もすごく親切にしてもらったけれど、症状を聞いて、在庫を調べて、オススメしてくれるけど最終的には選ばせてくれて。塗り薬と絆創膏を買ってきました。

痛み止め「メフェナミン 酸」というものらしい
下はおすすめしてもらった塗り薬

あの人は、薬剤師さんなのかなぁ。
在庫を調べている間、携帯を見せてくれて、
「息子がボンボロ先生のクラスにいるの」
なんて話もしました。
親が薬剤師さんって、この街の人にとっては最高レベルの職業な気がする。

学校に帰ると、ボンボロ先生が
「絆創膏を巻いてあげるよ!」
と声をかけてくれて、

他の先生も
「ワパングヮ(you are treated)」
「バパングヮ(I’m treated)」
と現地語を教えてくれて。

良いこと無さすぎる…と少し落ち込んだけれど、人の優しさにもたくさん触れたここ数日でした。自分もナミビアの人達のように誰かに優しくできる人でいたい🇳🇦

おまけ

今週、何度かお邪魔させてもらった3年生のクラス。英語の歌でダンスしていました☺️

ここの担任の先生が、個人的には学校のベストなんじゃないかなって思っていて。3学期、来年はこの先生と色々組んでやっていきたい。