【理科】3学期に工夫したことは「復習」

ナミビアの小学校では、学年末試験が始まっています。普段は子ども達が教科の先生の教室へ移動しますが、テスト週間になってからは移動がなく、もし子ども達に補足することがあれば、授業は無いけれど、担任に頼んで午前中の時間をもらうことができます。

3学期の理科のトピックは、「電気」と「人の身体」の二つだけだったのと、電気の単元も2学期に少し進めていたのもあって、時間に余裕がありました。余裕がある分は復習に当てて、学年末テストに備えています。

復習のために工夫していること

以前、テストの採点をして子ども達の課題を検討してみた際、得点を落としてしまう原因は「英語」にあると考えました。これに加えて、理科クラスは「学びに向かう態度」にも少し問題があると感じていて、学年で一番できるクラスと言われているけれど、実は「学年で上位の子」が数名目立つだけで、目立たずやる気もなく静かに沈んでいっている子が何人もいるクラスです。


まずは結果から〜
★結果★
最高点、49点/60点(がんばったね!!!)
最低点、8点/60点(こらー!!!)
★得点分布★
ひと桁→2人
10点台→16人
20点台→10人
30点台→4人
40点台→2人
50点以上→0人

テスト振り返り!理科
http://namisora.com/2019/08/08/2019term2nshe/

いや2学期のテスト結果・・・かなり悪かったな・・・


今学期担当していた6年A組の理科。採点していて思ったのは、
「英語で説明するトレーニングをもっとやってあげればよかった」
ということ。

テスト振り返り!理科
http://namisora.com/2019/08/08/2019term2nshe/

一人一人が手を動かし、頭を働かせて授業に参加するにはどうしたらいいだろう・・・と考えて、2学期の後半から班で復習できるカードを作り始めました。粗削りなところもあるけれど、 カードを作るまでと授業への活かし方などを 紹介してみたいと思います。

1.シラバス、教科書、過去問から出そうな内容を予想する

校長室には色々な資料が保管されています。子ども達に課題を与える前に、子ども達がどんな試験を受けているのかを知りたいと考えて、過去の試験問題を見せてもらいました。そこから見えてきたものは、
・記述問題が多い
・理科の単語を理解していないと解けない(例:絶滅危惧種とは何か説明しなさい)
・教科書から多く出題されている(例:リサイクルが大切である理由を4つ答えなさい)
・問題の意味を読み取る英語力が必要
などです。

クラスで教科書を持っている子は5人ほどなので、授業で書いたノートが教科書の代わりになり、テストにも繋がっているよう、テスト問題を予想してノートを作成しています。

シラバスの内容と教科書での記載のされ方を見比べると、統一されていないことが多いので、教える時には気をつけています

例:シラバスにはFive effects of forceと出ているけれど、教科書に載っているのは4つなので、忘れずにもう一つ「Forceは物体を動かしたり止めたりすることができる」を追加します。

例2:シラバスにはリサイクルの重要性としか書かれていないけれど、教科書に4つ載っていて、テストでも「4つ答えなさい」と問われているもの。

2.復習用カードを作る

班で活動できるものを作りたいと考えて取り入れているのが復習用カードです。単元によっては8枚だったり12枚だったりと色々ですが、テストを想定した問いに答える形になっています。もっとゲーム化したいと思っていたけれど、そこまで練ることはできず、粗削りですがこのようにやっています。
今までに作ったカードは、電気・生物・物質と力・人の身体・水・磁力です。

内容はこんな感じ。
個人のプリンターで印刷、ラミネーターは学校にあります。
1単元8セット。35人クラスなので4~5人で使います。

3.復習用カードから小テストを作成する

単元の終わりに必ず小テスト(20点満点)があるので、問題はカードから出していました。ノートもですがカード自体が学期末試験を想定しているので、小テストも試験につながっている・・・はずです。

また「人の身体」の単元はテスト前にカードを作れなかったので、カードをやってからテストをしてあげればよかった。。

4.小テストの振り返り後、カードで練習する

小テストの振り返りはカードを作った時の掲示でやることもあれば、黒板に書いて行うこともあります。子ども達は写して終わりになることが多いのですが、カードがあればまた復習できます。

問題にも答え方にも慣れるための練習になったかなと思うので、来週の学年末試験では少しでも得点が上がってくれるといいなと思います。

★その他★

肺の模型作り

Youtubeを見ながらペットボトルと風船で肺の模型作り。

血液の流れ方

これもYoutubeで・・・わかりにくいものは教室にパソコンを持って行って動画を見せています。

脈拍・呼吸数を測ろう

エビカニックスを踊って、運動した後は脈拍と呼吸数が上がるね!理由を考えよう!というのをやったり・・・(笑)

普段の授業はこんな感じでした!来年は理科を担当しないかも?と思うので、これで理科の活動は終了かもしれません。自分も知らない単語の連続で、ヘレロ語訳を先生や子どもに聞きながらの授業でした「血管って何て言うの?病気、舌、耳、汗、蒸発は?」などなど。

「自分が理科やってる意味あるのかな?ヘレロ語で補足できる現地の先生の方がいいんじゃない?」と理科を手放したい時期もありました。。こうやって振り返ってみると自分も色々と勉強になってよかった、授業は楽しかったと思えます。

あとは来週の試験で2学期よりも得点がアップするといいなと思います!
結果は「テスト振り返り」をお楽しみに。

おしまい★

二学期のテスト振り返りはこちら