【算数】小さな努力が実を結びますように

ワペンドゥカ?おはようございます

理科、アーツ、算数、日本文化クラブと、コマ数は少ないながらも3教科+クラブを担当していると、なかなか忙しくて、うまく行っているものとそうでないものが出てくるのを感じます。

行き詰まってるなぁと思ったり、ふとした時に実りを感じたり。忙しいなぁ

いつも、一番前の席でよーく話を聞いている女の子

算数を教えているクラスに、とても控えめな女の子がいます。小柄で優しそうなその子は、いつも一番前の席に座って、私の話をよく聞いてくれて。

クラスが落ち着かなくて、しゃべるな!立つな!食べるな!なんて言っている時、一番前の席でじっと私を見ながら、待ってくれている彼女の存在に、はっとさせられることがあります。

クラス全員を一度に見るのは難しいことだけれど、うるさい子も静かな子も、算数が得意な子も苦手な子も、色んな子がいる。彼女の時間を奪わないようにしなきゃなぁと思います。

その女の子が、この前初めて授業で手を挙げてくれました。最初の印象では、あまり計算が得意ではなさそうだったけれど、昨日の小テストは満点だった!!

話をよく聞いているようで、実は何もわかっていなかった…っていうのもよくある話だと思うけれど、小さな努力が結果に繋がりつつあるのかな、と思わせてくれました。この子は伸びてるなぁ、と思えると、私も教える立場として努力していこう、という気持ちになります。

できるようになることが、学ぶことが楽しいと思えることにつながって、自転車の車輪をこぐように、回っていってくれたらいいなぁ。

あの子の努力がこの先もっと実っていきますように。

彼女がやっている小さな努力
・先生の話を聞く
・自分で考える
・人の答えを写さない
・宿題をやる

小学校では、将来のことまであまりイメージが持てなくて。色々な可能性はあるんだろうけれど、彼女がこの先どんな風に生きていくのかは、わからない。かけ算や分数はきっと役に立つだろうな、考え方も育てられたらいいのかも。そしてそんな具体的な算数の内容よりも、彼女がやっている、人の話を聞くことや、自分の力で頑張ることなどの人間性の方が、これから先大事なのかな、、という気もします。